・ 再生音作りと五感

音楽のジャンルと言われる分け方で考える再生音の音作りを考えて
みた、イワいる此れはジャズ向けのスピーカーですね~とかボーカル
が素晴しく鳴る 更にはクラシック音楽には最も向いています!とか

まあジャンル分けは売る側としては非常に簡単明瞭に説明出来る事
と思えるし、買う側も機器の持ち味を判断するうえで解った様な気持
になりやすい言葉でありますな・・・

音楽ソフトいわいる音盤(昨今は盤ではなくデータが主流か?)の
音作りも多分同じ様な音響イメージで作られていると思いますが此の
思い込みが一度定着すると中々払拭出来ないのもたしかであります

・ 歌謡曲他 ・
歌謡曲やポップスなど歌手が主体の音楽はザックリ言うと「共感」す
る音楽だと思う・・・だから歌詞が明瞭に聴く側に届く事が重要になる
し再生される声が聴く者を惹きつける音作りが大切になって来るね

凡そ再生周波数的には200Hz~600Hz位だろう、少し余裕をみて
100Hz~1200Hz位の再生音が充実していれば過不足ないだろう
多くの歌が好きな音楽ファンが大仰なオーディオ装置を無駄と言う

のは多分上記の周波数帯域で歌詞もメロディも聴けるからだろうね
しかし私は何時も伴奏アレンジを主体に聴いているので上記の様な
周波数帯域では満足出来ないのです・・・星 勝のアレンジ大好きだ

ウエスタン・エレクトリックのスピーカーが再生する音響が素晴しく聴
こえるのは此の100Hz~1200Hz位の音響エネルギーが聴者に格
別の浸透力を感じさせるからで実際の楽器の音とは可也違う感じだ

J1
時々聴くのでありますが殆どは伴奏のアレンジが興味の中心になって
しまった、決して井上陽水の歌に興味が無いと言う訳では無いのです
が何故だか伴奏アレンジに聴き入ってしまうのであります

J4
五輪真弓の若い頃の作品が好きです、まるで音楽が自身が存在する
全てと感じさせる緊張感を伴った歌声が私にはとても魅了的だ・・・
伴奏と歌声の音色バランスがとても良く録音出来ている音盤ですね!

・ ロック ・
数多ある名ロックバンドの音楽は正に「共振&共鳴」で広がり伝わる
音楽だと思う、 ツエッペリンのボーカルを聴いてくれ、ジャニスの声を
聴いて欲しい、C C R はどうだ・・・演奏家と聴衆が音で「共振と共鳴」

を繰りかえし増幅しハウリング現象の様に拡散していく、スライ&FS
がシビレますな、再生音は低音が重要になってくる様だ、Eベースの
少しベタ~としたアメーバーの様な低音が結構好きです・・・

50Hz位からシンバルの6000Hz位まで音形のガッシリした音で鳴っ
て欲しいし欲張れば高域はもう少し延して12000Hz位出ると直接音
は聴こえないけど倍音の響きが加味され音の浸透力が増す気がする

J3
此のレコードは友人の青森人が私の余りにプアなロック音盤に堪らず
此れあげるから聴いてくれと持って来たモノ、音盤冒頭から此れが
ロックだ~! と歌いかけて来る、音量を上げる程トランス状態になる

J2
此れはもう奇跡的な音盤だと思う、アルバム中のアイ・ウオント・トウ・
テイク・ユー・ハイヤーを聴く度にこんな音楽をどうやったら作れる
のだろうと思う? 帝王マイルスも脱帽だった筈だ・・・う~む!凄い

・ ジャズ ・
古今ダンスの伴奏やら葬送の音楽から演奏家達の音の語らいと言え
る様な表現の音形態から音楽が深化し多様な表現音楽が出来上がっ
た、私はジャズは演奏家個人の音楽だと思っている・・・何人で演奏し

ようが個々の音表現の集合体だ・・・演奏者の「独白と変奏」の音楽だ
名盤モーニンを思い浮かべてみて欲しい・・・ピアノがタッタララリーラと
語りの音形展開すると他の奏者も初めに出た独白の音形を少しづつ

変形させ変奏しながら自身の思いを音によって語っていく、音で表現し
説明する音形を次々に他の奏者が変化させ自分の音で変奏して最終
結論に向かい展開し進むとボスの一括で大団円で終わる見事な変奏

ジャズは演奏家個人の表現説明を他者が変奏し自身を説明し語りあ
い共通の答えを見つけ出していく音楽だと思っているがどうも日本人
は独白はすれど他者の音を変奏していくのが少ないのだ、何時でも

個人の独白で終わる、モチーフの連続した変奏での語らいが少ない
何かの本で読んだが日本人トランペッラーがA・ブレーキーに自分を
語り過ぎるなと注意された話は正に独白ばかりで他の奏者への展開
が無かったからなのだろうと私などは思うのでありますが・・・?

ジャズの再生音には多分ロックと同じような周波数レンジで良いとは
思うが音質には大きな違いが必要だ、ロックは大半が電気楽器で有
りジャズは大半が増幅機能が共振による音響楽器だという事だろう

だからあ再生装置の音にも共振の音が必要になる、只どの位の共振
音を加味するかは難しく基本音を楽器におくか気持良さなのかで違っ
てくる・・・此の気持ち良い音と言う奴は寝て起きると変わるのだ・・・

富良野のカフェ・アルプのオヤジは可変感度と私に言うのであります
五感と言われる・・味覚・嗅覚・視覚・聴覚・触覚・・は些細な事象の変
化で簡単に変わるのであります・・・感覚感度は常に可変であります!

音を捉える感覚が何時も可変だと同道巡りを繰り返す、其処でですね
音の基本形を実際の楽器音を基準に据える事で可変感度の同道巡り
を多少なりとも減らせるのではないかと考えていますが如何でしょうか

J5
名盤中の名盤だろう・・・ジャズファンなら知らないモノはいない筈だ
リズムもメロディーもあらゆる音がバランス良く均整の取れてる演奏だ
テーマの音形を奏者が次々と入れ替わりながら変奏を繰り返していく

私は余り作り上げた感を感じさせる演奏よりも、もう少し偶然性や唐突
な破天荒さが有った方が好みなので最近は滅多に聴かなくなった・・・

J6
こちらも天下の名盤でありましょうJAZZフアンなら必ず持っていると
言って良いアルバム、私は此のシンプルな構成が好きであります・・・

・ クラシック音楽 ・
まあ簡単にザックリ言うと「 様式美 」だろうと私は思っているので再生
時の良い音とは・・楽器の音・・が最良の音と云う位置づけであります
演奏家が自分が使う楽器に細心の注意を払って音だしを行う事は当

然と言えば当然の話しでありましてクラシック音楽界には良い音と決し
て出してはいけない音とがあります、剥き出しの感情の様な音表現は
嫌われます、ジャズだとストレートな感情表現として評価されますが

クラシック音楽では必要とされる事は稀であります、ですから安価な
プラスティックで出来ている楽器で演奏される事は無いし評価しません
一音一音が大切なのです・・・磨き込んだ一音の魅力でしょうか・・・

それら磨き込まれた一音が集合しオーケストラの魅力が作られていく
ので再生音でも其々の楽器音が出来るだけ鮮明に更には各楽器の
音の重なりや混ざり合いの魅力が聴ける事を重視して再生音を作る

例えばジャズの音盤でKAI&J.J.がある、二人のトロンボーン奏者の
音色の違いで其々を理解したい 此れが単にフレーズの違いで二人
を判別しても其れは十全に表現を汲み取った事にはならないだろう

ジャケからJ.J.の楽器はキングらしいとかKAIのはコーンかなとか思い
ながら音を聴くが本家と分家の違い位の違いかな、そしてシンバルで
あるが此れもジルジャンやパイステ等々多種多様だし先のジルジャン

でもトルコ時代のモノからニューヨークのモノまで色々あるのです・・・
此れがジンバルの音だ~!何て話を聴くと思わず何処のシンバル?
と聞き返すので嫌がられる・・・困ったモノであります・・・

J8
ブルックナーの交響曲第9番・・・あまたある名演奏の中でも断然筆頭
においている名演奏だ、そんな事はクラシック音楽ファンなら皆そうです
と言われてしまう程のモノ・・・名曲の名演奏の優秀録音の優秀製盤等
といったものは世の中の商品では本当に少ないのでしょうね・・・

J7
マーラーの交響曲第9番・・・C・アバド晩年の録音であります、アバドは
病気療養の前と後ではオーケストラの音作りが変わったと感じている
此の9番は畢生の名演だと私は思う 特にオーケストラの響きが本当
に凄みと緊張が調和していて日本の名刀の如く不気味に力強いのだ
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・ モートン・グールド作曲 「 狂詩曲 JERICHO 」

吹奏楽オリジナル曲の「 JERICHO 」が好きなのであります・・・
初めて聴いたのが半世紀前になると思うが未だに聴いた時の衝撃は
鮮明に残っている・・・と云うか其の時から私のオーディオが始まった

JERICHO はジェリコ又はエリコと読むらしい、宗教的には余り興味
が無いがネットで調べてみると旧約聖書に出てくる ジェリコの戦い と
いう出来事(本当に有ったかは私には解りませんが?)を題材にして

作曲されたらしい、此の物語は結構血生臭いモノなので私は余り好き
ではない・・・興味が有る方はPCに「ジェリコの戦い」と打ち込んでみて
下さい可成り詳しい記述がある、21世紀はモノを知るには便利ですな

JERICHO2
初めてM・グールド作曲の「 狂詩曲ジェリコ 」を聴いたのが此のLPに
記録されている大阪府天王寺商業高等学校の演奏であります、冒頭
のタリラ~リラ・・・ダンダン・・・タリラ~リラリラ・・・ダダン・・・全くもって

陶然として聴いていた記憶がある!衝撃であった!オープンテープで
あった、その前には今津中学が演奏するスラブ行進曲を聴いて唸って
いたのでありますがジェリコが鳴り出すと狂った様に聴いていたのです

正に狂詩曲であります・・・1962年の録音であり演奏である、当時の
吹奏楽コンクール絶対王者の天理高校を下した日本一の演奏です!
未だにジェリコを聴きたくなった時に出番がくるマイフェバリットシングス

JERICHO3
MR
こんなレコードが有ったなんて全く知らなかった、M・グールド&ヒズ・
シンフォニック・バンドとある、米国には交響吹奏楽といった形態が早
くから出来上がっていたようだ他にはフレデリック・フェネルが指揮する

イーストマン吹奏楽団が有名だよね・・・此の楽団のジェリコは?
演奏は作曲者が指揮してる演奏だから当然というか非常にクオリティ
の高い演奏で見事な状況描写だと思う、更に音盤製作の関係者が

当時のRCAでもトップクラスの人材が参加している、ディレクターが
ジョン・プファイファーでエンジニアがルイス・レイトンである・・・
戦いの殺戮場面なんかは恐ろしくなる位の音響で気楽には聴けない

程であるがまあ近所迷惑にならない事を祈りながら音量を上げてる
此の当時のRCAオリジナル盤は通称犬影と云われていて市場では
非常に高価ですがオーディオマニアにはフェンの多いLPであります

JERICHO5
何年か前から存在を知りながら聴く事が中々出来なかったCDですが
ネット社会は便利なものでシツコク探していると結構見つかるものです
ベルギー王立と云うだけあって演奏技術を含めた表現能力は非常に高

くどのパートを聴いていても全く安心である、最近私は仏国のギャルド
吹奏楽団を上回ると思う様になった・・・只し王立と云うだけあって私に
は少し気品が高すぎる表現を感じる時があるが此は仕方ないのだろう
音盤の音質も良いし演奏も隙が無く素晴らしいので一番良い様に思う

JERICHO4
此の音盤は入手し非常に期待して聴いて非常にガッカリした思い出
がある、なので滅多に出番が無い・・・改めて聴いてみたが音がダラ
ダラと流れていく音楽だ、どおもリズム感が私と違う様なので此の音
盤の出番はヤハリ無いのであろうか・・・

JERICHO1
北海道遠軽高等学校吹奏楽部のコンクールでの演奏である、全体と
して少しカラッと明るくスカッと抜けきった音響の演奏だ此の曲の題材
になったジェリコの戦いと云う少し血生臭い部分を余り感じさせないが

一つの音楽表現としては空気の綺麗な遠軽町の秋空の様で気持良い
M・グールドの曲はアメリカン・サリュート等もそうだけど凄く難しい部分
がある、アマチアバンドの演奏を他にも聴いたが技術的に難しい部分を
感じさせるのは仕方ないと思うが音楽表現と云う事では立派なモノだ
プロフィール

gafuー

Author:gafuー
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〒 ・・・・071-8134
住所・・・北海道旭川市末広4条9丁目
10番8号
TEL・・・090-9759-5792
( 何時でもOK )
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     (閉店は19:00頃?)
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