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・ 音盤制作の録音

最近特に気になる様に成って来たのが再生する音盤、まあ大体はCDかLP
なのだが特にオーケストラの音に疑問を感んじてしまう事が多いんだね
簡単に云うと要するに録音時の楽器編成と人数が実際のライブ演奏などより

はるかに少ないのではないかと云う事なんだけどね、実際の演奏編成を記述
したライナーノート等は稀で殆どが演奏の曲紹介や逸話程度の当たり障りの
無い物・・・ジャケには立派ななフル編成の画像が張り付いて凄みを出してる

音盤を購入し此のオーケストラの此の編成ではどんな音がするのか期待一杯
で神妙に再生してみると何だか妙に小作りな音響に出くわす事がままある
そんなこんなを繰り返して自分の再生装置に疑問を抱く様に成ってくるのだ

もっと充実した響きを出している筈、もっと広がりある響きの筈、此の人数
による演奏ならもっとダイナミックな音響に成る筈、なんて考えてアンプを
換えたりスピーカーを換えたり・・・すぐ再生機器を換える事を考えてしまう

だけどフルトヴェングラーのライブ音源なんかの迫力や充実した音の厚みを
聴くと立派にフル編成のオーケストラを感じるので再生機器系よりも音源系
の特徴かな、古い録音でもスケール感は聴けるので後は多分演奏人数だろう

てな事を考えながらソロ楽器が多いチャイコの「胡桃割り人形」を聴いた
E・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団演奏・・・LP復刻盤
チャイコ1
演奏は語り尽された感の名盤、来日時のテレビ放送を見てメチャ大きな太鼓
が強烈な印象だ・・・音盤にも此の強烈な大太鼓の音は入っていて楽しめる
が音盤の弦楽器は人数が少ない感じ、全体でも50~60人位に聴こえるな

Hv・カラヤン指揮、ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団演奏・LP英盤
オリジナル英デッカ盤はオーディオマニアにも大人気だよね・・・
チャイコ2
此れも超有名盤だ、オケがウイーンなので少しは可憐な響きもするけど全体
的にはシンフォニックな音響でドラマチックに進行するので退屈しないかも
弦楽器が多少増えた感じで60人を超える位ではないかな~・・・

H・クナッパーツブッシュ指揮、ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団演奏
オリジ盤はオーディオマニアにも人気だが此の国内盤は不人気らしい・・・
チャイコ3
カラヤン盤と同じウイーンPoと思えない程に情緒タップリに歌いしなやか
に演奏が進行する、ffでも煩くならずに優雅に余裕を感じさせて聴かせる
今の処私の最も好きな「胡桃割り人形」なのです・・・50人超位な響き感

F・ライナー指揮、シカゴ交響楽団演奏・有名な米RCA盤の犬影の影なし
犬影盤はアナログマニア必携の盤でしょうか、私は余り拘りは無い方ですが
チャイコ4
演奏内容は此れも語り尽されたものでしょう、当時の米国スタイルと云うか
スピーディーに音楽が進行し情緒的なものよりもメリハリ利かせポッポス感
が充満した演奏に聴こえる・・・此れもカラヤン盤と同じく60人超な感じ

Y・ムラビンスキー指揮、レニングラードPo演奏の来日公演のライブ盤と
V・ゲルギエフ指揮、キーロフオーケストラ演奏の盤
チャイコ5
どちらもロシアの楽団ではあるが性格は全く違う(社会体制が違ったからね)
レニングラード盤は流石にオーケストラの人数が違う・・・聴くと直ぐ解る!
キーロフオーケストラ盤はやはり50人~60人に聴こえてくる

音楽好きな人が音盤をどの様に聴こうと自由勝手である、聴き方に良し悪し
等は無いと思っているが私は演奏の全体像を掴みたいし聴いて感じたいです
音盤を聴いて感じた演奏家の人数はまあ此の位的な判断で根拠は無いですが
基本に考えたのは来日公演時の80人超位の規模を想定して聴きました
当店の再生装置を聴くポイントは指揮者の少し後ろ位な感じに調整してる
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