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吹奏楽コンクール課題曲集VOL1・VOL2と云うレコード盤

現今の金銀銅賞と云うランク付けの前に行っていた、1~3位と云う昔の全日本吹奏楽コンクール課題曲集
昭和37年から42年までの課題曲を収録したVOL1のレコード盤と
昭和43年から49年までの課題曲を収録したVOL2のレコード盤の2枚
を聴いてみました

今の演奏と比較すると此のレコードに収録されている演奏は、どの団体の演奏
も派手さは無く実にひた向きで誠実な演奏に聴こえます
此の頃は経済が成長段階で使う国産楽器も高品質になり、更に高額外国製も
沢山輸入されて使われる様になったせいか、VOL1盤よりVOL2盤の演奏
が格段にハーモニーが多彩になっている

演奏会場も学校の体育館なんかで音響的には何の配慮もないどころか
マイナス要因が多い時代によく此れだけの演奏が出来たと思います
( 録音環境と技術が十分ではないのが残念だ・・・! )

全日本吹奏楽コンクール課題曲集VOL1の曲目と団体

吹奏楽1
A面
1、行進曲「若人」・秋山紀夫 指揮
   埼玉県大宮市立桜木中学校吹奏楽部 (昭和37年)
2、行進曲「朝のステップ」・大室勇一 指揮
   埼玉県大宮市立桜木中学校吹奏楽部 (昭和38年)
3、序曲「嚝野をゆく」・秋山紀夫 指揮
   埼玉県大宮市立桜木中学校吹奏楽部 (昭和39年)
4、序曲「ティアラ」・酒井正幸 指揮
   東京都豊島区立第十中学校吹奏楽部 (昭和40年)
5、「学園序曲」・酒井正幸 指揮
   東京都豊島区立第十中学校吹奏楽部 (昭和41年)
6、吹奏楽の為の序曲「北の国から」・片寄哲夫 指揮
   島根県出雲市立第一中学校吹奏楽部 (昭和42年)
B面
1、行進曲「閧の声」・鈴木竹男 指揮
   阪急百貨店吹奏楽団 (昭和37年)
2、行進曲「希望」・鈴木竹男 指揮
   阪急百貨店吹奏楽団 (昭和38年)
3、「若人の歌」・矢野清 指揮
   奈良県天理高等学校吹奏楽部 (昭和39年)
4、序曲「パリスとヘレナ」・鈴木竹男 指揮
   阪急百貨店吹奏楽団 (昭和40年)
5、「吹奏楽の為の小狂詩曲」・谷口真 指揮
   奈良県天理高等学校吹奏楽部 (昭和41年)
6、「吹奏楽の為のデヴェルティメント」・鈴木竹男 指揮
   阪急百貨店吹奏楽団 (昭和42年)

此の演奏時期は古いとはいえ1960年代中期、海外のクラシックレコード
との音質の差が有りすぎです
如何に音楽文化の捉え方に差があったのかがよく感じられる音盤の
出来ですね
( 演奏は当時のアマチィア団体としては立派なものと思います、特に
「ティアラ」を演奏した豊島十中は本当に中学生・・・?
と疑うくらいに上手ですね )

オーディオ装置の確認で特にホーンスピーカーの音には、金管楽器の
ハーモニーや木管楽器特にリード楽器の響きが私は参考になるんです
オーケストラだと管楽器の人数が少なくて、管楽器が作る厚みのある多彩な
ハーモニーが物足りない

全日本吹奏楽コンクール課題曲集VOL2の曲目と団体

吹奏楽2
A面
1、吹奏楽の為の「序・破・急」ト調・得津武史 指揮
   西宮市立今津中学校吹奏楽部 (昭和43年)
2、吹奏楽の為の幻想曲「移り気な五度のムード」・鈴木竹男 指揮
   阪急百貨店吹奏楽団  (昭和43年)
3、吹奏楽の為の小品「ふるさとの情景」・渡部修明 指揮
   出雲市立第一中学校吹奏楽部 (昭和44年)
4、吹奏楽の為の音詩「南極点への序曲」・鈴木竹男 指揮
   阪急百貨店吹奏楽団  (昭和44年)
5、サムソン序曲・田畑俊彦 指揮
   北九州市立響南中学校吹奏楽部 (昭和45年)
6、音楽祭のプレリュード・小山卯三郎 指揮
   ブリジストンタイヤ久留米工場吹奏楽団 (昭和45年)
B面
1、行進曲「輝く銀嶺」・得津武史 指揮
   西宮市立今津中学校吹奏楽部 (昭和46年)
2、行進曲「太陽の下に」・谷口眞 指揮
   奈良県天理高等学校吹奏楽部 (昭和46年)
3、シンコペーテッドマーチ「明日に向かって」・屋比久勲
   那覇市立真和志中学校吹奏楽部 (昭和47年)
4、シンフォニック、ファンファーレ ・中谷義和 指揮
   関西学院大学応援団総部吹奏楽部 (昭和47年)
5、吹奏楽の為の寓話・渡部修明 指揮
   出雲市立第一中学校吹奏楽部 (昭和48年)
6、吹奏楽の為のアラベスク・松井郁雄 指揮
   愛知県名古屋電気工業高等学校吹奏楽部 (昭和48年)
7、吹奏楽の為のシンフォニア・渡部修明 指揮
   出雲市立第一中学校吹奏楽部 (昭和49年)
8、高度な技術への指標・得津武史 指揮
   西宮市立今津中学校吹奏楽部 (昭和49年)

時代の経済成長と共に演奏の環境と技術が向上していった頃の記録で演奏も
全て力演、確信に満ちた演奏だけど此の VOL2盤 が出す音は楽器の響き
が貧弱、此れがレコード時代末期の音なら寂しい限りです

試しに10年位前に発売された日本の吹奏楽71盤で双方に収録されている
天理高等学校吹奏楽部が演奏する 行進曲「太陽の下に」を聴き比べると
明らかに10年位前に発売された日本の吹奏楽71盤 の方が音が良い!

吹奏楽3

音源の劣化と云うよりも製品を作る環境と云うか姿勢に違いが有るとしか
思えない出来ですね
レコードやCDはビニール盤やポリカーボネイト盤を売っている訳ではなく
記録された音楽を売っている筈と思うんです

念の為にVOL2盤に収録の阪急百貨店吹奏楽団が演奏する
「南極点への序曲」をCD盤と聴き比べるとなんと・・・! 
CD盤の方が良いではないですか
と云う事は音源はOK!・・・やはりレコード製作の姿勢と確信しました

吹奏楽4

折角の音楽文化、記録した音楽を再生出来るから価値が有ると言うもので
単なる信号の記録では無い筈
同じ日に第二次世界大戦中ドイツ国内で演奏された

W・フルトヴェングラー指揮 ベルリンフィルPo、ベートーベン交響曲第9番
旧ソビエトのメロディア音源によるレコードを聴き余りの音の良さに
( 当時としては )

ビックリやら感心やらで考えさせられました
音楽と其れを記録する事の価値感の違いなんだろうけど、
何だか少し残念です!

以上はオーディオカフェ「 我風 」のオーディオ装置で店主が比較試聴し
感じた事、過ぎた昔をクドクド云うのもなんですが
現在の国内外CD盤でも私は同じ事を感じます。
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移転完了

いやぁ、フルヴェン先生のBPOの第9!私は好みです。
メロディア音源の音は元ネタが良いのでイイっすよね。

レコード時代末期には、色々な制約があって、良いレコードを作る環境が整っていなかったと推察しています。
その流れで現在も来ていますので、新しいレコードはどこか詰まらない感じに聴こえますね・・・
でも、CDより良くないと云うのは、余程の事ですな。

それもそうですが・・・
不可解な事が多い昨今ですな。
腹の立つ事が多いと言うか・・・

Re: 移転完了

優秀な表現者の作品を平易な才能が演出しても作品の優秀さを十全には伝えきれない
美術館で薄暗い部屋に名画を展示しているのを見た時の様な感じですかね
吹奏楽の演奏と言っても諸外国、特に 英・独・仏・蘭・米 の諸国は立派な音盤を作ってますね
やはり音楽をどを捉えるか云う事ですか
不可解で腹の立つ事は自身で納得解決するしか道が無い様に思う昨今です
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